大多喜町役場庁舎設計業務プロポーザルコンペ(千葉県大多喜町/約2145平米)
構造・階数 : RC造2階建
設計コンセプト
人と環境の共生するサスティナブル建築
サスティナブル建築
大多喜町は小江戸のような歴史があり町全体として景観への配慮が求められます。また21世紀において町を
代表する建物として環境対策も求められます。
町と自然との調和を図るためにそして地球温暖化への配慮としてパッシブソーラーシステムの大屋根をかけ
新たなる町のシンボルであり、拠点となります。人力車の走る姿が似合い街並みを創り上げる、そんな建築です。
内部空間
東側に開けたアトリウムを計画します。地場産木材を使った柱や家具を使用することで暖炉と大きな吹き抜けのある
住宅のように手触りやにおいが感覚として伝わるようなヒューマンスケールとしての人の集まる場所、居心地の
良い空間を街に提供します。
増築棟との関係について
DOCOMOMOにも選出されるなど高い評価を受けている既存棟は南北に伸びる現在の動線と増築部アトリウム
吹き抜け空間をクロスさせることで2つの建物が分断されること無く調和することとなります。 またリユースされる建物
と増築棟の木材はお互いを強調し合い訪れた人を心地よくします。